語り部である男の彼女は近所の子の家庭教師を引き受けている。

他人のお願いを拒めない彼女が、教え子に押し切られて体を許しているんじゃないかという妄想を止められない
それは果たして妄想なのか…

「売れるゲームや売れるキャバ嬢なんかには、ある特徴があるという・・それは緩急をつけることだ」

それを知りつくすチャラ男は、ヒロインをお姫様扱いしたかと思えば一転してオナホ扱いする。
その繰り返しを受け、感情をジェットコースターのように激動させられるヒロイン。
ひどい扱いを受けては涙し、優しい扱いを受けては安堵する。翻弄されるヒロインは既にチャラ男の術中だった。
少しずつ・・少しずつ・・墜ちていく

「名前を呼んでくれよ・・卓馬って言ってくれ」拒むヒロインだったが・・
女というのは己の前にはいつか墜ちる事を自覚するチャラ男の前に無垢なヒロインはあまりにも無力だった。
チャラ男の要求はさらにエスカレートしてゆく。

相沢マドカが・・・遂にチャラ男に心まで堕ちてしまっていた！
過去にチャラ男が堕した女達となんら変わりなく・・いや、それ以上にチャラ男にメロメロに・・・・
チャラ男の名を呼びながら自分から腰を振りまくる！！
そのマドカのはしたない姿をスマホ動画で見せつけられる藤木君なのだった。

映画同好会に所属する「ボク]。
先輩達が受験勉強の為に一斉に来なくなってからの半年間、
好きなあの娘と二人きりの至福な放課後を過ごしているラッキーな「ボク]。
しかも、どう考えても両思いらしい。
ただただ幸せな現状が続きさえすればいいと思い、何のアクションも起こさない毎日。

そんなある日、悪いウワサしかないイケメン後輩が彼女にしつこくつきまとうようになった。
しかし彼女は、そのイケメンに興味ないどころか激しく毛嫌いしている様子。
胸をなでおろす「ボク]だった。

だけど…。