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基本CG11枚(メインヒロイン9枚、サブヒロイン3枚)、その他にカットインあり
背景や文章含のみのページを含むトータル画像数729枚

生真面目な妻が間男に籠絡されていく様子を描いたCG集です。
主人公と、ヒロインである妻との絆をしっかりと描き、
そのうえで、それが崩されていく過程を丁寧に描きました。

<登場人物>

主人公:自分を引きこもりから救ってくれたヒロインの夢を支えるため専業主夫になる
ヒロイン:大手広告会社のデザイナーに抜擢された一児の母。普段はメガネ着用。
間男:ゲスでクズ。ターゲットを堕とす時だけ誠実で頼れるキャラを演じている。
もう一人の幼馴染:南米系ハーフで金髪褐色肌の元気っ娘。序盤で間男にNTRる。


<感想>

間男に恋をして浮気におぼれていくヒロインの心理描写がずっしりと重い快作でした。
総数729ページのビジュアルノベル風CG集ですが、CGだけでなく立ち絵もここぞという要所にのみ配置されている文章メインの作品ですね。

主人公とヒロインがいかに好きあっていたか、
ヒロインが間男に恋をして浮気に溺れていくまでの心境、
ゲスな間男の本性、そういったもののがかなりの文章量でじっくり書かれており
読み進めるうちに胸がえぐられるような主人公の焦燥感と、高ぶっていくヒロインの興奮が押し寄せてきます。

前半の主人公視点で描かれるNTRは過去編と含めて二重のジリジリ感が味わえますし、
後半からのヒロイン視点の心理描写は浮気ものが好きな方へ特におすすめです。
ただ、子供の存在があまり言及されていないので母と女の間での心の葛藤とか経産婦的な描写はないのでご注意を。

ヒロインはキャリアウーマンという設定ですが、テンプレなツンケン型ではなくて主人公と子供のことが大好きな頑張る女性という感じ。
そんな彼女が浮気セックスのときにだけ見せる甘えた表情が可愛いくてたまりません。

<あらすじ  ※ネタバレ注意>

主人公とヒロインは幼馴染から結婚に至った相思相愛の仲。
現在は3歳になる息子を持ち、キャリアウーマンとして頑張っているヒロインを支えるため主人公は専業主夫をしている。

主人公とヒロインがまだ子供だった頃、二人にはもうひとり仲の良い幼馴染の少女がいた。
いつも一緒だった三人だが、ある日ヒロインは親の都合によって主人公とその少女を残し引っ越すことになってしまう。

その後、思春期に差し掛かった主人公ともう一人の少女は惹かれあうようになる。
お互いに思いを伝え合うこともしないような淡い仲だったが、そんな二人の関係は少女の親から紹介された家庭教師の登場で完全に崩壊してしまう。

その家庭教師は外面だけ好青年のふりをしているチャラい性格の男だった。
根が真面目な主人公は当初彼のことを毛嫌いしていたが、教師としての実力は抜群で、しかも話術が巧みな「人たらし」の彼を主人公はいつしか兄貴分のように思い始める。
そうして家庭教師が少女との仲を取り持ってくれる事になったのだが、主人公が少女の家を訪ねた際、当の家庭教師と少女が正常位で抱き合っている姿を目撃してしまう。
家庭教師を問い詰める主人公だったが、のらりくらりと勝手な論理で状況を正当化され、遊び感覚で今まで何度も少女と関係を持ったと告げられる。
妊娠してもおかしくないほど中出ししたが、適当なところで主人公に下げ渡すつもりだったという言葉を聞き、激昂した主人公は家庭教師に掴みかかるもあっさりと返り討ちにあってしまう。
そうして縛り上げられた主人公は、家庭教師と少女がセックスする模様を流した動画配信を無理やり見せつけられてしまう。

やがて少女は妊娠が発覚して世間体のために引っ越しを余儀なくされ、主人公は人間不信から引きこもりとなってしまった。


そして数年後、成人してからも引きこもりを続ける主人公の元へ幼馴染のヒロインが帰ってくる。
両親から事情を聞いたヒロインは主人公の傍に寄り添ってゆっくりとだが社会との接点を取り戻させていき、やがて主人公は普通の生活を送れるようになっていった。

大学時代に進学した二人は相思相愛の半同棲生活を送り、卒業後ヒロインは幼い頃からの夢だったデザイナーになるため大手広告会社に就職。
子供も授かって順風満帆だったが、キャリアアップの中で家事と仕事の両立ができず重圧から入院をしてしまう。
そんなヒロインの夢を支えるため、主人公は専業主夫になってヒロインを支えることを決意した。

そうして現在、ヒロインは大きなプロジェクトを任され愛する夫と息子に支えられて充実した日々を送っていたが、彼女がよく主人公に愚痴をこぼすのは、中途採用されたやり手の課長の存在。
人との接し方が抜群によく仕事はきっちりこなすが、反面チャラく不真面目なその男のことをヒロインは毛嫌いしていた。

しかし、いつごろからかヒロインの些細な変化に違和感を憶えるようになり戸惑う主人公。
大事にしていたロングヘアをショートにしてしまったこと、終電まで仕事を続け帰宅した彼女から香ってきた石鹸とタバコの匂い、それを指摘した主人公の言葉に言いよどみ、どこか不安げで、うしろめたいような表情を浮かべる彼女。


物語はヒロインの視点に切り替わる。

彼女はかつて毛嫌いしていた課長に何度も何度も抱かれていた。
主人公や息子のへ気持ちとで板挟みになりながらも、間男とのセックスを愛おしく思うほどに強く惹かれ、次のセックスを待ち焦がれるほどの気持ちになっていた。

ことの起こりは数ヶ月前。
異例の人事として大プロジェクトの主要メンバーに抜擢されたヒロイン。
間男の課長は暫定的に彼女の補佐へと回ることになり、相変わらずチャラく不真面目な彼のことを当初は持て余していたヒロインだったが、特に人と人をつないで円滑に物事をすすめる姿勢と手腕を見て心境は軟化していく。
そうしてプロジェクトは成功しヒロインの仕事も高く評価された。
プロジェクトのリーダーからはヒロインの抜擢について間男の強い後押しがあったことをオフレコで伝えられ、それがきっかけとなりヒロインは間男に憧れのような気持ちを抱くようになる。

夫の前では格好をつけていたい自分がいて、間男の前では初恋を抱いた少女のように振る舞いたいと思うヒロイン
彼女は何気なく間男が口にした「ショートカットが似合う」という言葉を意識して、長年大切にしていた髪を短くしてしまうほどになっていた

そしてある日、仕事の打ち上げの宴席でヒロインは記憶をなくすほどの深酒をしてしまう。
目が覚めると間男と共に裸でベットに寝ており、股間にはべったりを精液が付着していた。
冷静になってみると、酒で緩んだ思考の中で間男から愛撫を受け、積もり積もっていた憧れも手伝ってその丁寧な愛撫を恋人のように受け入れてしまったことが思い出された。
恋人のようなキスも正常位での挿入も中出しも、そして夫とは一度もしたことがない連続セックスを初めての後背位でこなし、そうやって何度も何度も絶頂の中で中出しをされて夜を明かしたのだった。

だが、その時はまだ良かった。
行為の直後に間男から渡されたアフターピルを飲み下し、酔った上でのこととはいえ夫と息子を裏切ったことをたっぷりと後悔した
ある程度の冷却期間をおいて会社で間男にそのことを話すと「一夜限りの過ちは誰にでもある」と予防線をはられ、間男への気持ちが気持ちが深みにはまることもなく自責にさいなまれながら日常を送ることができた。


しかし、何事もなく続く日々の中でも間男と結ばれた記憶はどうしても消すことができず、以前よりも強く体と気持ちが間男に惹かれていることに気づいてしまう。

そして、そんな気持ちを当然のように見透かしていた間男は、二人きりで深夜の残業をこなしていたヒロインへ最後の仕上げを施す。
今のヒロインは夫や子供に縛られていると言い放ち、ヒロインにふさわしいのは自分であると、自分はヒロインに強く惹かれていると、彼女の恋心を刺激する言葉を投げ続ける。

ヒロインはその言葉を目一杯否定し、自分がいかに夫と息子を愛しているか、夫がどれだけ自分にふさわしい存在か、あの夜の過ちがいかに馬鹿げたことであるかを間男に力説するが、そういった言葉はすべて自分への言い訳だと間男に断じられてしまう。

間男は強引にヒロインを求めた。
ヒロインの気持ちに逃げ場を作り、すんなりと過ちを受け入れることができるようにと付け加えることも忘れずに。
そうしてヒロインは間男のことを受け入れ、深夜のオフィスで背後から突き上げられながら、自分の中の女をさらけだす喜びにひたりつつ絶頂する。

ヒロインは間男に恋をして、二人きりのときだけ名前を呼びあい、素顔を褒めてくれた間男のために二人きりのときだけコンタクトを使うようになる。
積極的に間男と二人きりになる時間を作り、間男がアフターピルを持っている為どんなときでも中出しで絶頂を迎え、夫との関係を冷めたものを感じながら恋人として間男とに抱かれる日々を送っていった。

そうして何回目かの浮気セックス最中、間男はアフターピルの手持ちが無いことを告げたうえで愛をささやきながら中出し宣言をする。
夫や子供のこと、間男とのこと、様々なことが頭をめぐり、そうして彼女は強く拒絶もせず一度だけと断りながらも中出しを受け入れる。

ヒロインの気持ちは間男の方へと傾いていく。
初めてフェラを間男に捧げ、請われるままビデオカメラで撮影されつつセックスに没頭するヒロイン。
夫と子供を捨てて間男と結ばれる未来が一瞬だけ頭をよぎった。


視点が間男に移る。会員制のセックス動画配信サイト。
間男はその管理者で、今回のターゲットであるキャリアウーマンの部下を堕とした過程を自慢げに会員達へ語っている。
恋を知らない堅物女を口説き、セックスに持ち込んだあとはアフターピルと称したビタミン剤をあえて妊娠後に見せる表情を楽しもうとするなど、とにかく自分が面白いと思ったことを相手の気持ちなど毛程も考えずに実行するのが間男のスタイルだった。

そうして今回会員向けに配信された動画は、目隠しをされ菱縄縛りで体を締め上げられたヒロインが間男から突き上げられる姿だった。
彼女はそれがいつもの撮影プレイだと思い込んでいるため、その表情はどこか光悦としていて間男に抱かれていることの幸せを噛み締めているよう。

夫よりも間男とのセックスのほうが気持ちいいこと、間男との関係を受け入れてから夫には抱かれていないこと、夫とのなれそめ、レストランでのプロポーズ、夫からかけられたプロポーズの言葉といった大切な思い出も快楽に溺れながら告白させられるヒロイン。
配信されているとも知らず、最後には訳もわからないままビデオカメラに向かってピースをさせられる。


視点は再び主人公に戻る。ヒロインの様子が普段と違うことにさすがの主人公も気づき始めたが、それは仕事の重圧によるものだとしか思いが至らない。
結婚記念日には両親に子供を預け、思い出のレストランを予約してホテルで一夜を過ごすというのが毎年のイベントで、そこで彼は自分がいかにヒロインを大事にしているかを伝えようと一人盛り上がっていたが、彼女の気持ちが冷め始めていることに気づくことはできなかった。

そして結婚記念日当日。
食事も終わりホテルの部屋へと入った二人だったが、ヒロインに仕事の電話が入ってしまう。
しばらく部屋を外したヒロインだったが、その後シャワーを浴びている彼女を待つ間に飲み物を口にしたところで主人公の意識はぷっつりと途切れ、気がつくと朝になっていた。
思い出の夜に一人だけ先に眠りこけてしまった主人公のことを冷めた目で見つめるヒロイン。
よく眠っていたと呆れるように呟いて、怒った素振りで一人先に部屋を出ていってしまう。
緊張のあまり眠ってしまったのだと、自分の失敗が彼女を怒らせたのだと、そう思い込んだ主人公はどうやってヒロインに機嫌を直してもらうかと思案するしかなかった。


ヒロインの視点へ。結婚記念日の夜。
仕事の電話を装ってホテルのラウンジへと呼び出されたヒロインは、間男から主人公との復縁が不安でたまらずにヒロインのことを追いかけて来たのだと告げられる。
そうして、自分の主人公のどちらを選ぶのかヒロインに迫り、もし自分を選ぶならこれを使うようにと睡眠剤をヒロインに手渡す。

ヒロインは主人公の飲み物に睡眠薬を混ぜた。
そして間男が押さえた部屋へと自分の意志で向かう。

間男とキスを交わしながら、今までの自分がいかに主人公のことを大切に思っていたか、自分に言い聞かせるようにして間男に語るヒロイン。
自責や後悔の念をすべて飲みこむような間男の態度に触れて、ヒロインは自分から股を開き間男を誘う。
密着正常位で深くつながりながら恋人のような激しいセックスに溺れるヒロイン。
ついには自分から間男の精子で孕ませてほしいと懇願し、中出しされて絶頂を迎える。


視点は三度主人公へ。ホテルの部屋から怒って出ていったヒロイン追いかける主人公。
エレベーターでなんとか追いついた彼は、ヒロインと話がしたいと呼びかける。
引き止めることに必死過でヒロインの浮かんだ面倒そうな表情に気づくこともできず、ホテルのラウンジに連れ立って入り、前夜のことについてヒロインに謝ろうとしたその時。

主人公に、どこかで聞き覚えのある男の声がかけられる。
そしてその声の主を「課長」と呼ぶ妻。
主人公は混乱する。
その男はかつて思春期の自分を追い詰めた、あの家庭教師だった。→ブラックアウト

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